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2025.06.25

「20年後の私と猫は・・・?」

 猫を飼い始めるときに、なかなか20年後の自分を思い浮かべることはないかもしれませんが、飼い始めた時には、問題なく自立生活を送れていた人が年を経ていつの間にか不適切飼養に陥る例があります。   

 介護の現場で起きているペット問題|かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2025年6月号(46号)  川崎市公認の登録ボランティア、かわさき犬・猫愛護ボランティアの中から生まれた「かわさき高齢者とペットの問題研究会」より、ニュースレターをお届けします!

 今回は、介護の現場のペット問題について整理します。

 当研究会には、地域包括支援センターをはじめ介護に携わる方からのご相談やご質問も多く寄せられます。その内容は、大きく3つに分けることができるようです。

① ペットの処遇飼い主さんの急な入院や施設入居が決まった際に、連れて行けずに残されるペットをどうしたらよいか、など。

② ペットへの対応訪問先のペットがまとわりつく、ふんなどが散乱し不衛生、いつのまにかペットが増えている、ペットに関する感染症が心配、など。

③ 飼育継続限界の不安飼い主さんの年齢や病気、認知機能の衰えなどから、近い将来ペットを飼い切れなくなるのは明らかだが、何か備えや対策法があるのか、など。

 ペットの対応は介護保険制度の適用外で、ヘルパー、ケアマネの業務ではありません。しかし、現実には全国の介護の現場で、避けて通れないペット問題が多発しています。高齢者のペット問題は、起きてしまうと時間との戦いです。 介護の現場の方、動物にかかわる方、行政の方が早期に状況を共有し、飼い主に適切な情報を伝え「その時」に備えておくことで、問題が起きにくくなります。 

豆情報:セミナーのご案内当研究会主催の、高齢者介護・福祉に携わる方に役立つセミナー開催を再度、ご案内いたします。

日時:7月20日(日)10:00~場所:川崎市動物愛護センター参加費:無料皆様のご参加をお待ちしております。 

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