お知らせ
「猫はお風呂に入れる必要がありますか?」
譲渡会で、猫のお風呂はどのくらいの頻度で入れたらよいですか?と、聞かれることがあります。結論から言うと、ほとんどの猫はお風呂の必要はありません。
猫は肉球以外からは汗をかかないので、体臭がほとんどありません。元々、単独で狩りをする動物なので、獲物に気づかれないよう、あまり臭いが出ない体質です。また、猫は毛づくろいのためよく身体を舐めていますが、あれは臭いを消して「私はいませんよ〜」という演出の意味もあるそうです。
猫の種類によっては、被毛がほとんどなく皮脂汚れがたまりやすいコーニッシュレックスや反対に長毛種の猫は、定期的なシャンプーやトリミングが必要な場合もあります。皮膚に疾患がある場合には、治療上の必要でシャンプーをすることもあります。
たまにお風呂が好きな猫もいるようですが多くの猫は水やドライヤーは苦手なので何かで汚れてしまった時には濡れタオルで拭くか、お湯で気になる部分だけすすぐのが良いでしょう。
通常のお手入れはブラッシングで十分です。
(N・M)