お知らせ

猫の爪とぎは大事な習性です。やめさせることはできません。

古くなった外側の層をはがし、新しい爪をむき出しにします。
また、イライラやストレス解消、爪跡や足裏の匂いを付けて縄張りを主張するためだったり、
ちょっと楽しく、うれしくなった時に「よし、やるぞっ」という感じ爪とぎもあります。

外で暮らしている猫は、木に爪跡や足裏のにおいを付けてマーキングするので、自分を大きく見せるため、高い位置で爪とぎをします。

我が家の、元バリバリの野良猫だった男の子は、今でも思いっきり体を高く伸ばして柱をガリガリします。
「大きいね、すごいね」と声をかけると満足気です。

家具を守るために、猫にとって魅力的な爪とぎを用意しましょう。
木、段ボール、麻などいろいろな材質があります。
形も板状、棒状、ハウス、壁に貼り付けるなど、様々なものがありますのでお気に入りのものを探してください。

家具を保護するためのアクリル板なども販売されています。
ツルツルして爪が立たないのでその場所で爪とぎをしなくなります。

猫はしつけができない動物なので、人間が精いっぱい知恵を働かせることが必要です。

（N・M）