私たちについて

私たちについて

チーム犬・猫@かわさきとは

川崎市動物愛護センターに登録している団体です。正会員・賛助会員で構成されています。主に、かわさき犬・猫愛護ボランティア(川崎市条例第21号第18条)と地域猫サポーター登録の個人ボランティアを中心に活動しています。
地域でTNRを20年以上続けているメンバーや犬猫大好きな一般の方や大学生、
有資格者(1級愛玩動物飼養管理士・ペットシッター・トリマー・愛玩動物看護師・税理士・IT・SC・建築関係など)も多数ボランティア活動に参加しています。
其々の分野から皆さんの協力を得ながらチームとなって、
センターから引き出した保護猫(犬)やTNR中にやむをえず保護した猫たちの譲渡会を運営・開催しています。
保護猫(犬)は個人ボランティアの一般家庭で生活しています。

*TNRとは「Trap(捕獲)・Neuter(不妊手術)・Return(元の場所に戻す)」の頭文字で「外猫の命を大切にし、一代限りの猫の命を守る」という目的の活動です。

活動方針

1. 外で暮らす飼い主のいない猫や不適切な飼養をされる犬・猫を減らし動物の 福祉が守られる社会を目指します。

2. 人の福祉と動物の福祉は両輪であり、両者のQOLを同時に高めることが幸 福につながることを意識して活動します。

3. 1と2を実現するため、社会情勢、法律、制度などについて常に学び、 かわさき犬・猫愛護ボランティア、Kawasaki Network 猫部、高齢者とペット の問題研究会、行政と協力、協働します。

4. 川崎市の譲渡事業に協力し、保護動物の月齢年齢性別、個体の健康状態や性 格に応じて生活環境などに配慮し、多頭飼育を避け一時飼養期間中のストレ ス軽減に努めます。

5. 保護動物の一時飼養期間中、感染症予防処置、不妊去勢手術、マイクロチッ プ装着を施し、脱走予防・事故予防、日々の健康管理に努めます。

5つの自由(5フリーダム)福祉の基本

1.飢えと渇きからの自由

  • ・その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられていますか?
  • ・いつでもきれいな水が飲めるようになっていますか?

2.不快からの自由

  • ・その動物にとって適切な環境下で飼育されていますか?
  • ・その環境は清潔に維持されていますか?
  • ・その環境に風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所がありますか?
  • ・その環境に怪我をするような鋭利な突起物はないですか?

3.痛み・傷害・病気からの自由

  • ・病気にならないように普段から健康管理・予防はしていますか?
  • ・痛み、外傷あるいは疾病の兆候を示していませんか?そうであれば、その状態が、診療され、治療されていますか?

4.恐怖や抑圧からの自由

  • ・動物は恐怖や精神的苦痛(不安)や多大なストレスがかかっている兆候を示していませんか?そうであれば、原因を確認し、的確な対応が取れていますか?

5.正常な行動を表現する自由

  • ・動物が正常な行動を表現するための十分な空間・適切な環境が与えられていますか?
  • ・動物がその習性に応じて群れあるいは単独で飼育されていますか?また、離すことが必要である場合には、そのように飼育されていますか?

沿革

1999年

メンバーが、以前からTNR活動をしている個人ボランティアや数少ない行政からの情報などから、野良猫が驚くほど多数殺処分されている実情を知り、TNR活動の必要性を強く感じる(1999年の猫の処分数約27万匹、環境省の資料による)
「かわさき犬・猫愛護ボランティア」制度が始まり、行政や メンバーと連携して、TNR活動を始める

2012年~2014年

川崎市宮前区市民自主学級「犬と猫と人間のより良い地域づくり」に参加、運営に携わる
その参加者の中から、恒常的に意見交換できるプラットフォームが欲しいとの意見が多く出る

2013年~

旧川崎市動物愛護センター(蟹ヶ谷)で譲渡会が始まり個人保護ボランティアとして数名が参加

2015年4月

かわさき市民公益活動助成金事業に応募し「犬と猫と人間のより良い地域づくりプロジェクト」として動物福祉をテーマにしたミュージカル公演、啓発冊子作成、プラットフォームとしての譲渡会開始の準備に着手

2015年9月

溝の口駅北口 ペデストリアンデッキで「チーム犬猫@かわさき」として譲渡会を開始

2016年2月

譲渡会のブログ開設

2024年4月

川崎市動物愛護センターの登録団体となる
2008年から川崎市動物愛護センター登録団体(個人)として犬猫の保護譲渡活動してきたメンバーと合意。個人登録から団体として「チーム犬・猫@かわさき」に移行

2025年1月

「一般社団法人 チーム犬猫かわさき」法人化

よくあるご質問

近所に子猫がいます。母猫はいません。私の家で飼うことができません。どうしたらよいですか?

子猫の大きさによりますが、自立できないほど小さい子猫であれば行政が保護してくれる場合があります。
川崎市であれば区役所の衛生課か動物愛護センターに連絡してください。

自立できる月齢なので行政では保護できないと言われました。どうしたらよいですか?

相談者様が保護をして一時的に世話をし譲渡先を探す方法があります。川崎市内であれば捕獲のお手伝いや病院の紹介、譲渡会に参加していただくなどの方法があります。
保護することが無理であれば、外の猫として餌やりやトイレの始末をして世話をしていくことになります。その場合、時期が来たら不妊去勢手術は責任をもって実施してください。

いままで飼っていた猫を事情により飼えなくなりました。 どうしたらよいですか?

私共は飼えなくなったペットの引き取りはしておりません。
ご親族や友人など、また、インターネット上に飼い主を探すサイトがあるので終生飼ってくださる方を頑張って探してください。
その際、信頼できる方か、しっかりご判断ください。虐待するために猫を引き取ろうとする人もいます。繁殖を目的とする人もいるので不妊去勢手術は済ませて譲渡してください。
またご自身で猫を連れて私共の譲渡会に臨時にご参加いただくことも可能ですが事前の猫の健康チェックや譲渡条件を合わせていただくなど準備があります。
譲渡されるまで長い期間がかかることもあります。

怪我をしている猫がいます。どうしたら良いですか?

先ずは相談者様がご自身で何をどこまでできるのかをお考えください。けがの治療には費用がかかります。入院、退院後、保護する場所が必要になることが多いです。
相談者様が保護できない、飼えない場合は不妊去勢手術をして元の場所に戻してください。
野外暮らしの猫で人に馴れている猫は少ないです。どうしても助けたい場合は、ご自身で保護をするか、ご自身が医療費・飼育費用負担をするお約束前提であれば、「預かり先」が見つかる確率があがるかもしれません。

譲渡についてのご案内・お問い合わせはこちら